メニエール病の障害年金受給事例
メニエール病とは
メニエール病とは、内耳を満たしているリンパ液が何らかの原因によって過剰となり、突然回転性のめまいや難聴、耳鳴りなどを発症する病気です。通常は片側のみに症状があらわれることが多いですが、しばしば両側に同時に障害が起こることがあります。
主に投薬による治療が行われますが、根治させることが困難なケースも多く、国の難病に指定されています。投薬などの治療を行っているにも関わらず、めまいや難聴、耳鳴りにより仕事や日常生活に著しく支障が生じている場合、障害年金の対象となる可能性が高いです。
メニエール病で障害年金の対象となるケース
10メートルも歩けないような、平衡機能に著しい障害がある
眼を開けた状態で、手足に異常がないにもかかわらず、10メートル歩く間に転倒したり、よろめいて歩けないという状態である場合、平衡機能への著しい障害が認められ、障害年金の受給対象となる可能性が高いです。
眼振その他平衡機能検査の結果に明らかな異常がある
めまいの強い自覚症状や、神経系統に著しい異常が認められ、労働することが困難であったり、制限が必要になるような状態の場合は、障害年金3級または障害手当金(併合判定)の対象となります。
メニエール病で障害年金を受給できる事例
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掲載日:2015年3月20日