障害年金受給者の特養食費などが8月から最大33,000円の負担増
2014年に成立した法改正に基づき、自己負担額の計算方法が変更されるため、特別養護老人ホーム(特養)など介護保険の施設に入所している低所得高齢者の一部で、今月8月1日から食費と部屋代の負担が増えると共同通信で報道されました。
対象は特養、老人保健施設(老健)、介護型療養病床―のいずれかに入っていて、年額80万円を超える遺族年金、障害年金の受給者になります。少なくとも数万人が影響を受けるとみられ、最大で月に計約3万3千円の値上がりとなるケースもあると言われています。
厚生労働省は「老齢年金の受給者との公平性を確保するため」としており、年約130億円の給付費減を見込んでいます。